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TIPS

モンスターS4エンジンOH

2003年9月25日

モンスターシリーズの水冷DOHCモデルS4のエンジンOH。ここではシリンダーヘッドを中心に写真を掲載します。

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    エンジンの脱着
    ドゥカテイの場合エンジンを降ろすというよりもフレームを取り外す。
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    インテークポート
    このエンジンの場合わりと回していたのでよく見られるインテークポート内にカーボンの付着や吹き返しが少ない。
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    燃焼室
    取り外したシリンダーヘッド。プラグのやけ自身はきれいだがカーボンは燃焼室いっぱい。掃除が大変である。
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    ロッカーアームを取り外す。
    カムシャフトを取り外すためにロッカーアームを外す。DOHCの場合ロッカーアームを外した方が作業が早い。
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    バルブシートのあたり。
    エンジンのコンディションを決めるシートのあたり面。S4はスプリングが硬めなのでバルブとシートは当たっているがべたあたりで虫食いがひどい。
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    外れたガイド
    デスモクアトロのバルブステムシールは装着にも取り外しにも専用ツールが必要である。ガイドを交換するので装着したまま取り外した。
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    シートカット
    バルブガイドを交換したのでバルブシートを修正するためシートカットする。ミラの3面同時カツトできる機械である。
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    S4のヘッド
    横からよく見るとよく解るS4,STシリーズ専用のシリンダーヘッド
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    シリンダーヘッドの組み立て
    ヘッドの組み立てで1番難しいと思われるクローズロッカーアームの取り付け。取り付け自身は簡単なのであるがヘアピンスプリングをかけるのにコツが必要。ST系のヘッドはなおさらである。
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    シムセツト
    4バルブ系のヘッドを組み立てるツール類。7mmのシムセットがあれば作業がらくである。ミラの機械でシートカツトすると削りしろが少ないので後の調整も楽である。それよりも1番重要なのはきれいにあたりが出ることであるが。
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    シム調整
    クローズ側に時間を取られるがオープン側は楽である。調整値に幅があるのであるがエンジンが調子よく動くために4個ずつ同じ数値で組み立てることに神経を集中。
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    組みあがったヘッド
    すべて調整し終わったらプーリを回転させていろいろ点検する。
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    シリンダー
    ピストンクリアランス、リングの合い口などのクリアランスをチェツク後シリンダーにピストンをセットする。
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    カーボンの除去
    びっしりとこびり付いたカーボンも組み立て時には除去します。
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    オイル通路
    使用されていないが加工されたオイル通路。他車との流用から通路がもうけられる。リヤバンクからのオイル漏れはこの部分である。ブッシュを製作し装着し対策する。
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    シリンダー,ヘッドの組み付け
    シリンダー、ヘッドを組み込み数回に分けて規定トルクで締め付ける。
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    ダイヤルゲージ
    バルブタイミングを計測するためにダイヤルゲージを取り付ける。私は2個で個々計測するが師は4個装着する。
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    ベルトテンション
    1つ古い型のベルトテンションゲージ。バルタイ用のテンションでベルトを張る。
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    Hキー
    S4のシリンダーヘッドにはHと記された16°のオフセットキーが最初に組み込まれている。
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    完成
    バルタイも調整し車体に乗せられました。試運転も終わりました。
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    今回交換した部品
    今回のOHで交換した部品。クランクメタルに注目!

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